- 県政の動き
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令和5年度 愛知県一般会計 当初予算
令和5年3月
令和5年度 愛知県一般会計 当初予算
令和5年度 愛知県一般会計当初予算 約2兆9,657億円が、2月議会(2月22日~3月20日)にて議決されました。
対前年で104.9%、コロナ対策増加分を除いて102.7%となります。
【歳入面】歳入の4割を占める県税収入は、コロナ禍前の2019年度水準にまで回復を見込み、総額1兆2,467億円、対前年108.5%見込となります。
【歳出面】特徴的なものは、「教育」で、小学校5年生までの35人学級の実施、スクールカウンセラーの配置増加、「女性活躍」で、若い女性の首都圏転出を減らすための愛知企業のPR、「魅力づくり」で、ジブリパークの第2期開園に向けた事業、新体育館の整備、「新産業創出」で、スタートアップを支援するステーションAiの整備、「交通インフラ」で、リニア中央新幹線開業を見据えた名古屋駅のターミナルスクエア整備、中部国際空港の新滑走路整備のための調査支援などがあります。
コロナ禍で制限されてきた社会活動を復活しようとする積極予算と言えます。
円安による輸出型企業の業績好転と、資源高の悪影響という両要素が存在しますが、「経済の活性化が、財政の安定化をもたらし、福祉・医療・教育などの拡充、雇用支援につながる」ように、予算の実効性をチェックして参ります。
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